【新唐人2015年03月03日】現在、アメリカを訪れる外国人観光客のうち、トップは中国人ですが、特にロサンゼルスが人気を集めています。
ロサンゼルス当局によると、2009年、ロサンゼルスを訪れた中国人観光客はわずか15万8000人でしたが、2013年は57万人と、ここ4年で約4倍にまで増えました。
ロス観光局 Ernest Wooden Jr総裁
「去年は150万人の中国人が米国を観光で訪れ、うち3分の1がロスに来ました。ロスは外せないようです」
10年前、中国人観光客はアメリカを訪れる外国人観光客のトップ10にも入っていませんでしたが、今年は中国人観光客が第1位です。特に、カリフォルニア州を訪れる中国人観光客は毎年、100万人のペースで増えています。
ロス観光局 Ernest Wooden Jr総裁
「今後数年は2けたの伸びを期待します。2020年に550万人が訪米し、その3分の1がロスに来ていただきたい」
アメリカを訪れる中国人観光客が激増した原因は、ビザ発給の条件が緩和されたためです。ロサンゼルス観光局は北京や上海などに事務所を構えました。
ロス観光局 Ernest Wooden Jr総裁
「多くの観光客がロスに来たがります。ビバリーヒルズやハリウッドがあり、NBAのスターもいるからです。さらに観光客を増やしたいです」
アメリカを訪れる中国人観光客は、1度の旅行で1人当たり6000ドル、日本円で約7万2000円を消費しますが、これは世界トップです。去年の夏、近年では最大規模という7000人の団体客が中国から訪れましたが、わずか1週間で1人当たり1万ドルを消費しました。
カリフォルニア州のロサンゼルスやサンフランシスコは中国人観光客が必ず訪れる観光地です。今後、中国とカリフォルニア州を結ぶ便は44%増える見込みです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/28/a1180860.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)